SHARE:

風船の壁への貼り方|跡を残さず貼る方法と落ちない工夫

風船の壁への貼り方|跡を残さず貼る方法と落ちない工夫

壁に貼った風船が翌朝には床に落ちている、剥がしたら壁紙の表面が一緒に持ち上がった、というのが壁貼りでよく起きるトラブルです。

どちらも手順で避けられます。

壁側にマスキングテープを下地として貼り、その上に両面テープを重ね、風船は結び目のある側を壁に向けて押しつけます。

12インチのゴム風船を使うなら、空気は9割ほどで止めておくと、貼るときに押しても割れにくく、しぼみ始めても形が残ります。

壁の素材によっては、そもそもテープが付かない、あるいは表面が剥がれるので、貼る前に確かめる場所も決まっています。

本記事では、壁に風船を貼る手順、失敗したときの直し方、道具と代用品、ゴムとフィルムで変わる注意点を解説します。

バルーンデイズ編集部

「バルーンデイズ」は、誕生日や記念日、パーティーを彩るバルーン・風船の選び方を発信するメディアです。数字バルーンやヘリウム風船、バルーンブーケから飾り付けのコツまで、シーン別・年齢別の最適解を、実際の使い勝手を確かめながら編集部がお伝えします。

※本記事はAIの補助を得て作成し編集部が校正しています。

風船を壁に貼る基本の貼り方

壁の素材と粘着の相性を確かめる

ビニールクロスや塗装された平らな面ならテープが使えますが、砂壁・土壁・漆喰などの塗り壁、凹凸の強い織物クロスは粘着が乗らず、無理に貼ると表面の粒が剥がれます。目立たない隅に小さくテープを貼り、剥がして表面が付いてこないかを先に見てください。

下地にマスキングテープを貼る

壁に直接両面テープを貼らず、まずマスキングテープを土台として貼り、その上に両面テープを重ねます。

撤去のときはマスキングテープごとゆっくり剥がすので、壁紙にかかる力が小さくなります。

ただしマスキングテープも長く貼ったままにすると糊が残るので、飾りが終わったら早めに剥がしてください。

風船は9割で止めて結び目側を壁に向ける

満杯まで膨らませた風船は表面が張っていて、押しつけた瞬間に割れることがあります。

空気は9割程度で止め、結び目のある側を壁に向けると、結び目とテープを重ねられて固定が安定します。

テープは1個につき2か所以上、風船の下側にも当てると回転しにくくなります。

手順を飛ばすと壁紙と風船に何が起きるか

下地なしで強力な両面テープを直貼りすると、剥がすときに壁紙の表面フィルムが帯状にめくれます。ビニールクロスは印刷された薄い層でできているので、いったん破れると同じ柄で補修するのは難しく、賃貸なら原状回復の対象になります。

粘着の弱いテープで済ませた場合は、逆の失敗が起きます。

貼った直後は付いていても、時間が経つと風船の重みと自重で少しずつずれ、夜のうちに落ちて朝には床に散らばります。

落ちた風船をペットや小さな子どもが口に入れると、破片が気道をふさぐおそれがあるため、届く高さに貼るときは特に固定を確かめてください。

膨らませすぎた風船を押しつけて割ると、破裂音で驚かせるだけでなく、破片が壁のテープに張り付いて残ります。

空気の量を控えるのは、見た目より安全と後片付けのためです。

ゴム風船に触れる人にアレルギーの心配がある場合は、風船のラテックスアレルギーの確認方法で解説しています。

貼った風船が落ちる原因と直し方

表面の粉や皮脂で粘着が落ちている

ゴム風船の表面には、製造時の離型剤の粉が付いていることがあります。

膨らませたあと乾いた布で軽くひと拭きし、素手で握った跡が付いた面は避けてテープを当ててください。

フィルム風船も、指の脂が付いた面には粘着が乗りません。

しぼんで形が変わり、テープから外れる

ゴム風船は表面からガスが抜けるので、半日から1日で張りが落ちて接着面がずれます。

何日も飾るならフィルム風船に替えるか、途中で貼り直す前提で組んでください。

素材ごとの持ちはバルーンが何日もつかの目安、しぼむ仕組みは風船がしぼむ原因と対策で解説しています。

エアコンや直射日光の当たる場所に貼っている

吹き出し口の風が当たる位置では風船が常に揺れ、テープの端から浮いていきます。

直射日光や暖房の近くでは中の空気が膨張して破裂することもあるので、窓際とエアコン下は最初から避けて配置を決めてください。

壁に近づけると静電気で一時的にくっつくことがありますが、これは固定ではないので、風船の静電気を防ぐ方法もあわせて確認してください。

使う道具と代用できるもの

両面テープとマスキングテープがあれば壁貼りは成立しますが、壁に粘着物を残したくない場合や、貼れない壁の場合は別の手段に切り替えます。

道具向く場面代用・注意
両面テープ(薄手)ゴム風船を面で貼る下地にマスキングテープを重ねる
マスキングテープ下地・仮止め・位置決め長期間貼ると糊が残る
粘着ゴム(練り消し状のもの)少数を短時間だけ留める油分が壁に移ることがある
透明テグス・ひも横一列に並べて吊る両端をカーテンレールや家具に結ぶ
取り外せるタイプの粘着フックまとめた束を掛ける耐荷重と適合する壁面を確認する

空気入れは手押しポンプでも足踏み式でもかまいません。

壁に貼る飾りは浮かせる必要がないので、ヘリウムは不要です。

浮かせる飾りと組み合わせたい場合は風船用ヘリウムガスの選び方で解説しています。

飾り付けのタイミングと膨らませる順番

ゴム風船を主役にするなら、膨らませるのは当日の朝が目安です。

前日に膨らませておくと、当日にはしぼみ始めて形が崩れ、テープから外れやすくなります。

フィルム風船はガスが抜けにくいので、前日に膨らませて貼っても形が保ちやすく、数が多い飾りは前日に済ませたほうが当日が楽になります。

作業の順番は、位置決め、下地、風船、の3段階です。

まずマスキングテープで壁に印を付け、写真に撮る向きから見て中心を決めます。

次に下地テープを全部貼ってから、両面テープを付けた風船を大きいものから順に置き、隙間に小さいものを差し込むと形がまとまります。

撤去は行事が終わったその日から翌日までに行ってください。

テープは日数が経つほど糊が固まり、壁紙を持っていくリスクが上がります。

剥がした風船をもう一度使えるかはバルーンの再利用の可否、分別の仕方は風船の捨て方と分別の手順で解説しています。

ゴムとフィルムで変わる貼り方の注意点

ゴム(ラテックス)風船は伸びる素材で、押しつけると形が変わってテープに沿うため、面で密着させやすい反面、張りが強い状態では割れやすくなります。表面がわずかに粉をふくことがあるので、テープを当てる前に拭き取ってください。

フィルム(アルミ蒸着)風船は伸びないので、押しても形が変わらず、テープの当たる面積が小さくなります。

そのため1個につきテープを3〜4か所に分け、シートの縁ではなく平らな中央寄りに貼ると外れにくくなります。

縁の溶着部分は段差があり、粘着が浮きやすい場所です。

重さも違います。

大きなフィルム風船は自重があるので、薄手の両面テープ1枚では支えきれず、フックやテグスで支点を作るほうが安定します。

文字の形をしたフィルム風船を並べる場合は、上端と下端の2点で留めると回転しません。

ブーケ状の飾りを壁際に置く選択もあり、その考え方はバルーンブーケの選び方で解説しています。

よくある質問

画びょうや押しピンで留めてもいいですか

持ち家で穴が問題にならない壁なら使えますが、ゴム風船に触れると割れるので、ピンにはリボンやひもを掛けて風船本体は当てないでください。賃貸では穴が原状回復の対象になることがあるため、管理会社の規約を確認してから決めてください。

天井にも同じ貼り方で付けられますか

同じ手順で貼れますが、落下すると真下の人に当たるので、テープの数を壁より増やし、下に人が立つ位置は避けてください。脚立を使う高所作業になるため、一人で作業しないほうが安全です。

ヘリウムを入れた風船を壁に貼れますか

貼れますが、浮く力が上向きに働くのでテープが端から剥がれやすくなります。壁面の飾りは空気で膨らませ、浮かせたいものは重り(ウェイト)で床に留めると、どちらも形を保てます。

剥がすときに壁紙が浮いてしまいました

力を入れて引き続けると破れが広がるので、いったん止めて、テープを壁面と平行に近い角度でゆっくり引いてください。それでも動かない場合は無理をせず、壁紙用の接着剤で押さえるか、賃貸なら管理会社に連絡して対応を相談してください。

まとめ

壁に風船を貼るときは、壁の素材を先に確かめ、マスキングテープを下地にしてから両面テープを重ね、空気は9割で止めて結び目側を壁に当てます。

落ちる原因は表面の粉、しぼみによる形の変化、エアコンの風の3つに集まるので、貼る場所と素材を選べば大半は防げます。

ゴムは当日、フィルムは前日と膨らませる時期を分け、行事が終わったら早めに剥がしてください。

ぜひ本記事の手順と道具の使い分けを参考に、壁も風船も傷めない飾り付けをしてください。

あなたへのおすすめ